
のろ猫です!
今回は前回のつづき。
くねくねとした暗渠道を遡上して「緑の小径」へと突入するも、塩なめ地蔵さんに出会えず、現れたのはまさかのFit Care DEPO。
しかも暗渠道はバス通りに合流して、痕跡を消してしまいました。
一体どうすればいいのか…

とりあえず
モーモーサンドを食べます(笑)
デポに行くと買ってしまう、素朴で、最後の一枚まで幸せなお菓子。
つくってる会社の名前も素敵で、「坂」っていうんです

困ったときは、とりあえずお菓子を食べましょう。
休憩にちょうどいい椅子をみつけて、小腹満たし。
すこし元気になったのでバス通りを歩いてみると

おわあ、道の続きが隠れていました!
ありがとう、モーモーサンド♪
暗渠でたのしむ神大寺

再び緑の小径へと入って行きます。
写真中央の木の隣に、すきま道がありますが、今回はスルー。
また別の機会に楽しみましょう♪

少し行くと、橋の跡地を示す看板が出てきました。
「境橋」という名前、気になりますよね。
橋のかかっていた位置に立ってみると、

実はここ、第3回の「六角橋―神大寺境目さんぽ」の終点のすぐ近くです。
写真で歩行者がいるところが、のろ猫がさんぽを終えた場所。
文字通り神大寺との境にあった橋なのですね。

いままで歩いてきた道を振り返るとこんな感じで

これから歩いて行く道がこちら。
境目で雰囲気が変わります。
この先は、はじめての神大寺エリア。
足下にみえるのは、子どもたちのお絵かきでしょうか。

マルがいっぱいですが、勝負は2-1でバツが勝った模様です。

しばらく、こんな感じの道が続きます。
くねくねとはしていますが、もはや、言われないと暗渠には見えません。
境目があったことを意識せずに歩いていると、緑の小径がいつのまにか消えていることにこの辺ではたと気づき、
「…そういえばお地蔵さんは?」と焦りに駆られます。

大丈夫。
ダメージ看板の言葉を信じて、写真の分岐点まで進んでください。
暗渠道はまっすぐですが、
右に上がっていく道を行けばお地蔵さんに会えると、カーブミラーそばの案内板に書かれています。

寄り道というか、ちょっとお参りしてきましょう。
こちらが塩なめ地蔵さん。
見ての通り、手前に塩が置かれていて、お供えできるようになっています。
びっくりしたのは、お顔がつるんとしてかなり独特の雰囲気をしていること。
ちょっと怖いくらいです。
真ん中のお地蔵さん以外は身体もほとんどなくなっていますが、塩の影響を指摘する声もあるようです。
ちょっと昔までは、お地蔵さんがみえないほど沢山の塩が供えられていたようで、
ググるとびっくりするような写真も出てきます。

ひとつかみ以上はあげちゃダメ!
愛されてますよ♪


暗渠道に戻り先に進みましょう。
このへんは、カクカククネクネ


カク、カク♪
カクッ、と再びバス通りに合流して
歩道をバス停の後ろがわに回りこんでゆくのが暗渠道です。
見えなすぎる川筋! 片倉エリアを突破せよ

バス通りを進むと、神大寺のさらにお隣、片倉エリアへと突入します。
ここは、暗渠さんぽにとって超難関のステージ。
まず、歩道を進んできた川筋が、クリーニング屋さんのところで突然、車道を横切って細道に入ります。


その後、車止めのポールがある道へと右折し
ライオンさんに手を振って

さらに進むと

横浜市営地下鉄の「片倉町」駅に出ます。
まわりはにぎやかになりますが、
問題は、すでに薄い暗渠の痕跡が、ここで完全に消えてしまうこと。
Fit Care DEPOに出たときとは比べものにならない、最大の難所にぶつかるのです。
ここを自力で突破することはほぼ不可能…
ということで、
昭文社さんから出ている『横浜・川崎・鎌倉凸凹地図』(以下『地図』)の力をお借りします。
土地の起伏が細部まで記されたこの地図、なんと滝野川の川筋をハッキリと記してくれています。
素敵な仕事ありがとう!!

『地図』を見ると、川筋は大きな車道(新横浜通り)を渡るらしいので、
こちらも近くの横断歩道を使って移動すると

すぐに、右手方向に延びる怪しい道を発見。
またくねくね道ですね、と進みそうになるのですが、
ここじゃありません。
『地図』は、車道沿いをまっすぐだと言っています。
ホントに!?

すぐにまた怪しい道がでてきますが、
ここもスルー
車道沿いをまっすぐ進み、
次の信号で

ちょっと右にみえる

これがホンモノ。
迫力が違います(笑)

そのまま幸せな道を進み

住宅地のなかへ

あとは、この一本道を進めば水源に着くと『地図』は言っています。
ここまで長く曲がりくねった道を歩いてきましたが、ついにラスト・ウォーク!
いつもは曲がり道の方が好きだけど、このズドーンは気持ちがいい!!

お、

おおお!!!!
ついにたどり着いた緑の水源

たどり着いたのは、片倉うさぎ山公園。
緑濃いかつての面影を残す小さな秘境です。

公園のへりには、ここが滝野川の水源であることを示す看板が立っていました。
歩きぬいた後で読むと、書かれている言葉以上に、行間にある感情みたいなものがすーっと身体に染みこんできます。
そして、看板に書かれている水源の「溜め井」というのが

こちら。
水が張っているわけではありませんが、湧き水がでています。
アジサイが咲く、緑のオアシスって感じです。


公園は傾斜がいっぱいで、子どもたちが楽しげに坂を走りまわっています。
アスレチックもあり、みんな、泥んこになるまで遊ぶ気まんまん。
町の公園では解放できない野生を爆発させています♪
色んなイベントもやっているみたいですよ!

今回は長い散歩になりました。
六角橋エリアには、滝野川の支流なども含めて暗渠がまだまだ沢山あるので、川の面影を見つければ、ぜひたどってみてください。
この連載でもまたとりあげたいと思います。
最後の写真は、六角橋を愛する「にゃん土」作家・円満尚平さん作のお散歩する「にゃん土」。
冒険の記念にパシャリ♪
おわあ、かっこいい!!
それでは今日はこのへんで。みなさんもぜひ歩いてみてください~
片倉うさぎ山公園
住所:横浜市神奈川区片倉2丁目42
電話:045-491-3363

この記事を書いたひと
のろ猫
六角橋の魅力に惹かれて移住してきました。
普段は人の姿をして、本屋などに出没します。
ゆっくりとした歩行者の視線で記事を発信しますので、よろしくお願いします!
📍 編集長より|片倉うさぎ山プレイパークって?
今回ゴールとなった片倉うさぎ山公園には、「片倉うさぎ山プレイパーク」があります。
プレイパークは、「自分の責任で自由に遊ぶ」を合言葉に、子どもたちが泥んこ遊びや木登り、工作など、自然の中で思いきり遊べる遊び場です。
地域の大人やプレイリーダーが見守りながら、子どもたちの「やってみたい!」を応援しています。
水・木・土・日曜日に開催されているので、公園を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
季節ごとのイベントも開催されていて、子どもはもちろん、大人も地域とのつながりを感じられる場所になっています。
「片倉うさぎ山プレイパーク」HP:https://usagiyama-pp.net/


