私の防災拠点はどこ?

こんにちは。

今回から六角橋ナビで記事を書かせていただく「てんくう」です🔰

記念すべき(?)初投稿は、いざという時に知っておきたい地域防災拠点のお話です。 

「町内会って何をしているの?」と思ったことはありませんか

この六角橋界隈の自治会町内会では、ほとんどの地域で一年分の会費を5月頃に当番が各家々を回って徴収するのが、年中行事になっています。

町内会から離れる方もいれば、町内会の活動は回覧板が回ってくる程度で、自分の家とはあまり関係がなさそうだけど、とりあえず会費だけは納めておこう、と思う方も中にはいらっしゃるかも知れません。

日常生活においてその関わりを感じにくい町内会が、その本領を発揮する時の一つが災害発生時ということは、そうなってから気づくのかも。

だけど、それでは遅い、遅すぎます。

大地震が起きたら、私たちはどこへ避難するのか

鎌倉の大仏
津波で建屋が流されて320年雨ざらしの鎌倉の大仏様

地球上でも稀な4枚の大陸プレートがぶつかり合う上で暮らしている私たちの宿命とも言える地震の発生確率は、年々高まっています。 

今横浜市の各町内会では、大正12年の関東大震災を上回る、相模トラフを震源とする元禄型のマグニュチュード8.1の地震を想定した準備が着々と進んでいることをご存じの町内会のご隠居・壮年・学生さんはあまりいないのではないでしょうか。

約320年も前に起きた元禄関東大地震と言われても誰もピンとはこないでしょうが、

この時の津波で由比ヶ浜海岸から1kmも内陸にある鎌倉の大仏を覆っていた建屋が流された、

と聞くと少しはその規模感を感じてもらえるのではないでしょうか。

奈良の大仏とは違って、可哀想にそれ以来建屋は再建してもらえず、鎌倉の大仏様はいまだに雨ざらしのままです。

そんな巨大地震が神奈川区にきた日には、旧耐震構造の我が家などひとたまりもないでしょうが、その時どこで寝泊まりするかなど考えたこともありませんでした。

最近では能登地方の地震や大雨の被害のニュースで登場した避難所生活、というのがいよいよ現実に迫ってくるんです。 

『昨日まで人のことよと思いしに 今日は我が身かこいつたまらぬ』

と蜀山人さんの川柳を悠長に思いだしてる場合ではないんです。

明日きたらどうするの、の世界です。

そんな事態に陥った時にお世話になるやも知れないのが、『地域防災拠点』というもので、能登半島の地震のニュース映像で体育館に集まっていたのも、それに当たります。

なんと、横浜市の場合は震度5強以上が出たら、防災拠点を作らなければならない、って知ってましたか。

今月6月7日にそんな防災拠点の一つ斎藤分小学校で、年に一度の防災備蓄庫の点検作業が行われる、というのでお邪魔してきました。

年に一度の防災備蓄庫総点検を見学してきました

斉藤分小学校の防災備蓄倉庫の一部
斎藤分小学校災害備蓄倉庫

当日は斎藤分小学校を災害拠点とする中丸、斎藤分町、六角橋南町の関係者及び神奈川区、斎藤分小学校から関係者20数名が集まりました。

この地域防災拠点運営委員会の島田恵会長の全体統括のもと、備蓄品の棚卸しが行われ、重い備蓄用の水を4階まで運び上げたり降ろしたりと、3時間に渡って皆さんが重労働されました。

災害用ヘルメットのライト点灯点検中
ヘルメット点灯確認中の小笠原校長(斉藤分小学校)

災害ヘルメットのヘッドライトなども一つ一つ点灯を確認して、電池切れしていないか確認する作業など、頭が下がる作業が続きます。

町内会って何やるところ、という疑問をお持ちの方にこんなこともやっていますよ、と

この記事を通して知っていただきたいところです。

地域防災拠点は誰が運営しているの?

関係者が集まってのブリーフィング
備蓄庫棚卸の打合せ・島田会長が説明中

こちらの斎藤分小学校の地域防災拠点運営委員会では、

2026年は10月10日(土)にトリアージ訓練および防災クイズオリエンテーション

12月5日(土)に夜間開設訓練が予定されています。

小学校では、通常の教室以外の家庭科室や体育館などが災害拠点として開放されることになります。

横浜市のホームページにはこんな風に説明されています。

『地域防災拠点は、地域のみなさまによる相互扶助によって行うことを基本とし、

地域・行政・学校の三者で地域防災拠点運営委員会を構成し運営されます』

六角橋エリアの避難先を確認しておこう

防災イメージ

それぞれ自宅に住めなくなった時に、どこに避難できるかと言うと、住所によってきちんと分けられています。

六角橋周辺では、斎藤分小学校、神橋小学校、六角橋中学校が防災拠点になります。

この機会にご自身の住所から、どこが万が一の時に避難する防災拠点か知っておきたいですね。

以下から一度、確認してみてください。

斎藤分小学校:・中丸 ・斎藤分町 ・六角橋三丁目 ・六角橋四丁目4~24

神橋小学校:・六角橋一丁目 ・六角橋二丁目 ・六角橋四丁目1~3 ・六角橋五丁目1~20、21の一部、31 ・六角橋六丁目(24を除く)

六角橋中学校:・六角橋五丁目21の一部、22~30、32~36 ・六角橋六丁目24 ・神大寺四丁目2~7、10~14、28~34 ・片倉五丁目16~59

広域避難場所地図(神奈川区):横浜市HPより

今のうちにできる防災の第一歩

防災について考える親子イラスト

最後に資料編として、横浜市公式サイトの情報をご紹介しておきます。

今回の備蓄庫点検を取材して感じたのは、

地域防災拠点は災害が起きてから突然動き出すものではなく、

普段から地域の方々や学校、行政が協力しながら支えている仕組みだということです。

いざという時に避難所を利用する私たち自身も、

自分はどこの防災拠点に避難するのか

家族とどこで合流するのか

災害用伝言ダイヤル(171)の使い方を家族全員が知っているか

最低限の備蓄はできているか

等を確認しておきたいところです。

大きな災害は、いつ起きるかわかりません。

この記事をきっかけに、ご自身の避難先や防災対策について、ご家族と一度話し合ってみてはいかがでしょうか。

憂いのない備えを今からしっかりしておきましょう。

「自分はどこの防災拠点に避難するのだろう?」

と一度確認してみるだけでも、立派な防災の第一歩かもしれません。

この記事を書いたひと

てんくう

六角橋交差点の辺りが『終点』と呼ばれていた頃、祖父母に連れられ市電を乗り継ぎ、本牧海岸での潮干狩りでタライがいっぱいになるほどのアサリを取ってきました。
その砂浜の海岸も今や石油コンビナートの丸いタンクが並んでいます。
石油も近い将来ピークオイルを迎え、生産量は下り坂に向かいます。 将来世代のためにライトレールのような公共交通が新たな『市電』となって、六角橋の『終点』に再びやってくる日を夢みる、ジブリ好きのおじさんライター『てんくう』です。