
新しく六角橋ナビでライターになりました。永沢です🔰
楽しみながらマイペースで発信していきますので、よろしくお願いします。
六角橋商店街を歩いていると、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気の喫茶店「BRコーヒー」があります。
2026年6月、このお店は六角橋でのオープンから20周年を迎えました。
BRコーヒーの始まりは、海外で出会ったフレーバーコーヒー。
今回は、お店の歩みやコーヒーへのこだわり、そして六角橋で育まれてきた地域とのつながりについてお話を伺いました。
海外との出会いから始まった「BRコーヒー」

BRコーヒーが誕生したのは1998年。
当時、店主の桑波田さんは旅行会社で添乗員として働いていました。
カナダやアメリカへ行くたびに、友人から頼まれていたのが「フレーバーコーヒー」のお土産です。
「日本ではあまり売っていないなら、自分たちで販売してみよう。」
そんな発想から、友人とともにフレーバーコーヒーの販売をスタートしました。
しかし、最初から順風満帆だったわけではありません。
神奈川県内の喫茶店へ営業に回っても、なかなか話を聞いてもらえず、サンプルだけ置いて帰る日も少なくなかったそうです。
転機となったのは、百貨店で見かけたお茶の試飲販売でした。
「コーヒーも試飲してもらえば魅力が伝わるかもしれない。」
そう考えて飛び込みで催事に参加したところ、お客様から好評を得ることができ、その後は各地の百貨店催事へ出店するようになります。
百貨店で広がったBRコーヒー

催事での販売を続ける中、横浜三越から「期間限定でカフェをやってみませんか」と声が掛かります。
当初は1か月限定の予定でしたが、営業期間が延長されると、お店には少しずつ常連客が増えていきました。
やがて「そのまま続けてほしい」と言われるほど、多くのお客様に親しまれる存在になっていきます。
しかし、その数年後、横浜三越は閉店。
せっかく築いた場所を離れ、新たな店舗を探すことになりました。
常連客との縁が、六角橋へつながった
現在のお店との出会いをつないでくれたのは、三越時代から通っていた常連客でした。
六角橋商店街の商店会長を紹介してくれたことで、2006年6月、この場所で新たなスタートを切ることになります。
それから20年。
今では地域の人たちが気軽に立ち寄れる喫茶店として、六角橋のまちにすっかり馴染んでいます。
「新鮮な一杯」にこだわり続ける理由

BRコーヒーで大切にしているのは、コーヒー豆の鮮度です。
「焙煎して2週間以内に飲んでほしい。」
桑波田さんはそう話します。
時間が経った豆は酸化し、本来の香りや味わいが損なわれてしまうため、できるだけ新鮮な状態で提供することを心掛けているそうです。
創業のきっかけとなったフレーバーコーヒーも、輸入品ではなく、新鮮な豆に香りを付けることで、コーヒー本来のおいしさも楽しめるよう工夫しています。
商店街の中で育まれた、人と人とのつながり

BRコーヒーを訪れて印象的だったのは、お店が地域の交流の場にもなっていることです。
桑波田さんはラーメン店「中々」や近隣の鶏肉店とも親交があり、お互いのお店を利用し合うこともあるそうです。
また、サリサリカリーの先代店主とは特に親しい間柄だったといい、当時のエピソードを懐かしそうに話してくださいました。
長年通うお客様がふらっと立ち寄り、おしゃべりを楽しんだり、時にはスマートフォンの使い方や家電について相談をしたり。
コーヒーを飲むだけではない、地域ならではの温かな時間が、このお店には流れています。
20年愛される、BRコーヒーの味

BRコーヒーの定番はブレンドコーヒー(350円)。
毎日のように通う常連客にも親しまれている一杯です。
一方、通販で長年人気を集めているのが、フレーバーコーヒーの「キャラメルバニラ」。
甘く香ばしい香りが特徴で、楽天市場ではリピーターから継続的に注文が入る人気商品となっています。
ただ、桑波田さんに「これがおすすめ」という一杯はないそう。
大切にしているのは、お客様一人ひとりの好みに合わせてコーヒーを提供することです。
「ブレンドがいい人もいれば、カフェラテが好きな人もいる。好みが分かれば、その人に合った一杯をご紹介しています。」
新鮮なコーヒーを味わいながら、店主や常連さんとの会話を楽しむ。
そんな時間もまた、BRコーヒーが20年にわたって六角橋で親しまれてきた理由なのかもしれません。
六角橋を訪れた際は、自分好みの一杯を見つけに足を運んでみてはいかがでしょうか。
BR Coffee
住所:横浜市神奈川区神奈川区六角橋1丁目11−16
営業時間:10:00〜16:00
定休日:日曜日
電話:045-514-6185
Instagram:https://www.instagram.com/brcoffee2006/


