六角橋のお隣・神大寺に本社を構えるクラフトビール会社「Beer the First」さん。

「神大寺なビール」や、「ル・ミトロン」さんの食パンを活用した「RE:BREAD(リ:ブレッド)」など、これまでかんだいじナビさんと一緒に取り組まれた企画も多々あり、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな同社の新たな取り組みとして、映画館で廃棄されてしまうポップコーンを原料にしたクラフトビールが誕生しました。

今回は、その新商品発表会に参加してきたので、現地の様子とともにご紹介します。

横浜発・脱炭素プロジェクトから生まれた一杯

今回のビールは、映画館「横浜ブルク13」と横浜市、そしてBeer the Firstの連携によって実現。

舞台となっているのは、みなとみらい地区。

2022年に「脱炭素先行地域」に選定され、2030年までにCO₂排出実質ゼロを目指しているエリアです。

現在は、みなとみらい地区にある約45の施設が参加し、さまざまな取り組みが進行中とのこと。

その中でも今回のプロジェクトは、「食品ロス」に着目したもの。

映画館では、食べられるのに販売できないポップコーンが日常的に発生しており、それを“捨てずに活かす”形としてビール化が実現しました。

廃棄素材から生まれる、新しいクラフトビールのかたち

Beer the Firstは2021年創業。

「課題解決をビールで進める」をテーマに、廃棄間近の食材などを活用したクラフトビールづくりを行っています。

ビールの製造工程では、通常は麦芽を使用しますが、同社ではその20〜30%程度を別素材に置き換えるという独自のアプローチを採用。

今回のポップコーンもその一例で、実際には体積の関係で20%未満とのことですが、しっかりと味わいに影響を与えています。

さらに最近では、炭水化物だけでなくフルーツなども取り入れ、商品開発の幅を広げているそうです。

気になる味は?軽やかで飲みやすいラガーに

その名も「YOKOHAMA HOPCORN LAGER(ホップコーンラガー)」。

ポップコーンを使うことで、麦芽のみのビールに比べて軽やかでスッキリとした飲み口に仕上がっているのが特徴です。

実際に説明を聞いていても、「重さがなく、バランスの良い仕上がり」という言葉が印象的でした。

私も試飲させていただきましたが、ホップの爽やかな香りと相まってすごく飲みやすい!

私はビール派ですが、普段クラフトビールをあまり飲まない方でも手に取りやすそうな一杯です。

見た目も楽しい!ポップなデザインにも注目

パッケージには、かわいらしい猫のキャラクターが登場。

実はこれ、ビールと深い関係があり、昔、麦芽をネズミから守る存在だったことから猫がモチーフになっているそうです。

背景にはみなとみらいの風景。

さらによく見ると、黄色の泡の中にポップコーンが紛れている遊び心も。

思わず手に取りたくなるデザインで、若い世代にも届きやすい工夫がされています。

どこで買える?販売情報まとめ

先日、4月4日(土)と5日(日)には、先行販売のイベントとして生ビールが提供されたそうです。
(会場:Live!横浜 グランモール公園/すでに終了)

そして、待たれる一般販売は以下の通りで、4月下旬より順次販売が開始されるとのこと。

■一般販売
発売日:4月下旬より順次スタート

販売店舗:
<スーパーマーケット>
食品館あおば、成城石井、FUJI、デリド、相鉄ローゼン
<施設内販売>
横浜ブルク13(グッズショップ)、TECH HUB YOKOHAMA(館内カフェ)
<百貨店・商業施設等>
そごう横浜店、横浜高島屋、コレットマーレ内 STORY STORY YOKOHAMA、AKOMEYA TOKYO 横浜ポルタ

販売店舗は発表日時点の情報で、今後も増える予定だそうです。

「ちょっとした意識の変化が、未来につながる」

今回の取り組みは、単なる新商品開発にとどまらず、「知ることで、少し行動が変わるきっかけ」をつくることにもつながっています。

たとえば、「これって捨てられていたものなんだ」と気づくこと。

それだけでも、日常の中で食べ物や資源のことを考えるきっかけになります。

横浜市の山中市長も、「一人ひとりの意識や行動が変わることが大切(=行動変容)」といった趣旨の発言をしており、

今回のような取り組みも、そうした変化を生む一歩として期待されています。

映画館という、幅広い世代が利用する場所だからこそ、多くの人にこの取り組みが届く可能性も感じました。

六角橋のお隣から、ちょっと誇らしい取り組み

神大寺という身近な場所から、こうした新しい挑戦が生まれているのは嬉しいですね。

「ちょっと面白いから飲んでみよう」でもOK。

その一歩が、未来につながっていくのかもしれません。

見かけたらぜひ、手に取ってみてください。

この記事を書いたひと

あっきー

神奈川区在住。

22歳の娘と20歳の息子、夫の4人暮らし。

おいしいものやたのしいことなどのオススメ情報をオススメするのが好きです。

2代目編集長🔰